エッジインテグレーションプラットフォームGravioがやってきた

  エッジインテグレーションプラットフォームGravioがやってきた

集合写真家の武市です。
今日は、エッジインテグレーションプラットフォームGravioを購入したので、紹介をしていきたいと思います。

Gravioのサイトはこちら

エッジインテグレーションプラットフォーム

Gravioはアステリアさんが提供している、ハードとセンサーがセットになったサブスクリプション型のIoTプラットフォームです。エッジインテグレーションプラットフォームと称されていますが、以下のような特徴を持っています。

  1. 使いやすいビジュアルインターフェイス
  2. 柔軟かつ優れた拡張性
  3. 無償貸出デバイス
  4. エッジコンピューティング

使いやすいビジュアルインターフェイス

まだまだ世の中のIoTの実装においてはプログラム言語によるプログラミングが必要なものが多いですが、Gravioは 設定ソフトウェアであるGravio Studioを、Windows、Mac、iPhoneおよびiPadデバイス上で利用できますとのこと、Windowsで試してみたいと思います。

柔軟かつ優れた拡張性

小規模なプロトタイプから、本格的な分散システムまでGravioは対応可能とのこと、テストのしがいがありそうです。

無償貸出デバイス

Gravioは、Basic以上のプランであれば無償貸出のデバイスを含めたサービスが利用可能とのこと、今回も月額500円のサービスを契約したところ、以下のセンサーが送られてきました。サービス登録の仕方や試し方についてはおいおいテストとレポートしていく予定です。

  • 温度センサー
  • 人感センサー
  • ボタンセンサー
  • マグネットセンサー
  • 振動センサー

エッジコンピューティング

クラウドではなくエッジ側での処理を利用することで全体の効率、冗長性、セキュリティを向上させるような仕組みがあるとのこと、ここらへんも重点的に試していきたいとい思います。

Gravioの構成

Gravioは以下の3つのコンポーネントで成り立っているようです。

  • Gravio Studio
  • Gravio Server
  • Gravio Cloud

Gravio Studio

Gravio Studioは、Gravio Serverの設定、管理をするためのGUIアプリケーション。 Windows 10、macOS、iPhoneとiPad上で利用可能で各サービスのストアから入手できます。

Gravio Server

Gravio Serverはこのプラットフォームのエッジコンピューティングの中心となるサーバー機能で、センサーデータの取得、管理、ユーザが作成したActionプログラムの実行を行うとのことで、以下の4つのOS環境で動作するサーバーが提供されています。

  • Gravio Server for Mac
  • Gravio Server for Windows
  • Gravio Server for Raspberry Pi
  • Gravio Server for Linux(x64)

Gravio Cloud

Gravio CloudはGravio Studioを経由してGravio Serverの設定をバックアップしたり、拡張機能をダウンロードするために利用するもので、バックアップとして以下の内容を管理できるとのこと。サブスクリプションの管理コンソールのようです。

  • Gravio デバイス管理
  • Gravio タイマー設定
  • Gravio Actionプログラム
  • デバイス貸し出し

今日は概要のみでしたが、次回はまずサービス登録についてレポートしていきたいと思います。

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