工場内のIoT化に伴う課題である【生産工程可視化】を第一に解決し、作業効率を向上させる株式会社Co-Worksの産業用 IoT エッジデバイス PoCキット「Tibbo-Pi」既にスマートファクトリー分野での実績がありますので、事例を元にご紹介いたします!複数ある工場の統合や、遠隔地にある拠点を短期展開するケースに、さらに、これから販売予定の量産型Tibbo-Piは、個人利用も可能(ニーズや価格的にも)、個人から大企業まで幅広いお客様にご活用いただくことが出来ます。(参考:現在実績は、80名の企業様が最小規模です)
日立ハイテクノロジーズは、日本の中小企業数社が海外で生産拠点を共有できる「シェア工場(スマートファクトリー)」の実証事業を展開されることとなりました。シェア工場では生産設備などを複数企業が共有するため、1つの工場で異なる製品を作るための通常とは異なる生産管理システムが必要となります。
スマートファクトリーとは、工場内のあらゆる機械とインターネット環境を繋げることで、機械の稼働状況を詳細に把握・蓄積し、この情報を元に、工場全体の効率的な稼働を実現することで、最大の利益をうみ出す環境を満たした工場をいう。
シェア工場の特性として製造品目が多様なため、多種の生産設備が混在しており通常の手法によるIoT化ではソフトウェア面・ハードウェア面ともに開発ボリュームが膨らみ、時間や費用が膨大なものになります。この課題のご相談を受け、Tibbo-Piの特性である「センサーやI/Oをモジュール化したブロック(Tibbitブロック)の組み替えによるスピーディーなハードウェア構築」、「Raspberry PiとNode-REDによる効率的なプログラミング」により短期間で安価に構築できるIoTシステムをご提案し、開発・導入させていただきました。
導入効果1:
日本国内から海外工場の生産状況を監視し、作業指示や作業エビデンスの取得が行えるようになった事で、作業工程毎の進捗状況を日本側で遠隔で把握することができるようになった。また海外工場で起こったトラブル状況がいち早く把握できるようになった。
導入効果2:
Tibbo-Piに搭載されているRaspberry PiはHDMI出力機能も持っているため、画面アプリを作業者向けに作成する事ができ、作業指示や検査結果の合否判定もその場で行う事ができる。これにより作業効率向上に繋がった。
導入効果3:
ブロックの差し替えによりハードウェアの構成を容易に変えられるため、工程毎に異なる様々な生産設備に接続ができ、またソフトウェア面でもNode-REDによる直感的なプログラム操作が可能なため、工程の変更や増減に伴う改修が容易になった。
特徴1:「Tibbitブロック」の組み替えによって必要なハードウェアを必要な数だけ搭載する事ができる。※Tibbitブロックは、各種コネクタ、各種センサ、デジタル/アナログ系入出力、リレー、絶縁入出力など約60種類のブロックを用意。
特徴2:Node-REDによってグラフィカルかつオブジェクト思考の開発が出来る。Tibbitブロックに対応したnodeにより回路構成をオブジェクトとしてとらえて開発が可能。またIFTTTやMQTTなどクラウド連携も容易である。
特徴3:「Tibbo-Pi」に搭載されているRaspberry PiはHDMI出力機能を搭載しているため、作業者向け画面アプリケーションが作成でき、作業指示や検査結果の合否判定機能を搭載することも可能。
Tibbo-Pi [P3] スターターキット(仮)
・Tibbo-Pi [P3]本体 開発環境セットアップ済microSD付
・Tibbitブロックセット
・2018年8月発売予定
・価格未定(現在調整中)
Tibbo-Pi [P3]活用 IoTサポートサービス(仮)
・要求、要件に合ったブロック構成のご提案
・要求、要件に合ったノード構成のご提案
・2018年8月提供予定
・価格未定(現在調整中)
「つくる、つなげる、ワクワクさせる!」 革新され続けるテクノロジーの恩恵を “いつでも・どこでも・誰でも” 受けられる社会を目指し、コー・ワークスではモノやコトをつくり、モノやひとや文化をつなげ、そしてワクワクするような事業を行っています。